中田、セリエAに移籍

　　サッカーのワールドカップフランス大会に出場した日本代表の中田英寿選手(二一)=ベルマーレ平塚所属=が、イタリアのプロ一部リーグ(セリエA)のペルージャに移籍することが二十一日、確実となった。　-後略-

　　中田「サヨナラゲーム」?でチケット売行き好調
　　7/25マリノス戦は今シーズン最多の観客動員数が決定的

　　-前略-　一部マスコミが「二十五日のマリノス戦がラストゲーム」と伝えたこともあり「今のうちに中田を見ておかなくては」というサポーターの気持ちが、チケットの売れ行きに拍車をかけたようだ。七月十六日現在、中田選手の移籍に関する確かな情報は伝わっていないが...-後略-

　　さて、ベルマーレ平塚は、中田英寿氏を失ったことで、短期的な経営面でのゲインはあったと推定されるものの、中期的には正念場を迎えることになりました。今こそ中田英寿氏の最大の功績である「平塚」の名を知らしめたことに感謝し、そのクラブ名である株式会社湘南ベルマーレ平塚から、即刻「湘南」を外すべきです。
　　このまま「湘南」の威を借り続けるようであれば、実力では勝負できないということを自ら認めたことになります。そのようなスポーツマンとしての基本的な誇りを持たないチームを、誰が応援するというのでしょうか。中田英寿氏が去ったこの機会にこそ、クラブ名から「湘南」を外し、ホームタウン「平塚」の下で、真摯かつ迫力あふれるプレーを見せて欲しいものです。