第8ゲート、ホーム側ゴール裏の立ち見席の入り口から競技場の中を覗いてみました。ゲームの開始が近くなると、チケットがないとこの位置まで来ることはできなくなります。覗き禁止、ということです。
	その第8ゲート付近にある立て看板です。何を言っているのか、にわかには意味がわかりませんが、ゲームのある日、もしくはその前日あたりに行ってみるとその意味が理解できます。 　下の写真が、その看板のすぐそばの路面です。ガムテープで、「ここから順番待ちのガムテープを貼りなさい」と指示されています。実際に、この先数10mにわたってガムテープが貼られていました。
	実際に並ばなくても事前にガムテープで席取りができるというのは、ホームのサポーターに厚く配慮することになり、これは当然のことかもしれません。しかし、このような「風習」を知らずに初めて観戦に来た人は、当惑するかもしれません。 　何となく、いわゆる一見さんを排除しようという空気が漂っているように感じられます。こういったことが、Jリーグ観戦の敷居を高くしているのかもしれません。

撮影: 1998年9月19日